能率手帳の流儀
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![]() | 野口 晴巳 おすすめ平均 ![]() 効率ではなく能率を高める ノウハウ系の本とセットで読むと効果的だと思います。 手帳使いの心構え 手帳を真ん中に置いた仕事論(人生論)Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者からのコメント
はじめに
夢や目標をもちなさいとよくいわれます。それが、成功への道だともいわれます。大きな望みに向かって突き進んでいくのはすばらしいことですが、一方で自分の将来像を描けず、悩んでいる人が多いのもまた事実です。
夢や目標はある日突然ひらめくものではありません。また、他人に押しつけられるものでもなければ、流行だからといって安易に掲げるものでもないと思います。自分はどんなことをしてきたのか。いったいどんな人間なのか。これまで生きてきた時間と向き合うことなしには、将来の方向性も見えてはこないでしょう。
手帳には、手帳だけがもつすばらしい機能があります。肌身離さず持ち歩け、手軽に書き込むことができる。そして、いつでもページをめくって行動を振り返ることができるという特性です。
「書く」こと。そして「振り返る」こと。これが能率手帳の流儀です。たったそれだけの単純なことですが、「書く」と「振り返る」というふるまいには、どちらにも「考える」というとても大切な行為がともないます。
毎日の行動を手帳に書いて振り返ることによって、「こうだったなあ」「ああだったなあ」と、自分の過去がはっきりと見えてきます。それが、かけがえのないあなたの資産、財産となっていきます。そして、そこから「ああしよう」「こうしよう」という次の計画が自然と生まれてきます。「書く」と「振り返る」を続けていくと、少しずつ未来の人生が変わっていくのです。
能率手帳の流儀は、「誰にでもできる」ことです。今の世の中、みんな忙しくて振り返る余裕なんてないといいますが、振り返らないから自分を見失ってしまい、かえって忙しさから抜け出せないのではないでしょうか。
手帳はちょっとした日常のスキマ時間に開くことができます。電源もいりませんから、時間や場所も問いません。書き方も自由で、好きなように使えます。その手帳が、この世で唯一無二の貴重な存在となる。なぜなら自分自身の「手で書く」からです。
私は手帳を使い始めてまる四十年になります。手帳に励まされ、手帳によって育てられたとつくづく思います。縁あって能率手帳を販売する仕事に就き、六十年近くの歴史をもつこの手帳メーカーの社長を図らずも十年間務めました。手帳をみなさんにお使いいただく立場として、私が一貫して考えてきたのは、手帳によって人生をもっと豊かにし、仕事も生活もともに充実した毎日を実感していただきたいということです。
私のつたない手帳歴がその参考になるならと思い、本書の執筆を思い立ちました。その意味で本書は、いわゆる手帳術本とはちょっと趣を異にしているかもしれません。もちろんできる限り、具体的なノウハウも盛り込んだつもりです。
遠い将来の姿を思い描く前に、今日一日のできごとを書いて振り返ってみてください。大望を掲げる代わりに、明日何をするかを自分で決めてください。すべては、そこから始まります。
今より少しでも手帳に「書く」ことが多くなればそれで十分です。どんな些細なことでも実現できれば嬉しいものですし、予想以上に励みとなるはずです。その小さな達成感の積み重ねが「私の人生も捨てたものじゃない」「自分ってすごい」という気持ちを育んでくれます。そこから未来がどんどん開けていくことでしょう。
能率手帳の流儀を、この本を手にされた「あなたの流儀」に加えていただけましたら望外の喜びです。
二〇〇七年 九月 野口 晴巳
買ってみました。
「能率手帳」各ページ紹介というのが、巻末についています。
システム手帳やPalmに慣れてしまっているわたしには能率手帳は容量不足という感が否めないのですが、活用法は参考になるものが多いのではないでしょうか?
著者の体験をもとに手帳との付き合いを書きづられています。いわゆるハウツー本のようにギラギラした感じではなく、淡々と文章がつづられているような気がしました。
フランクリンプランナーは分厚いし、Palmはコンパクトで大容量だけど、手書きの感触がない、「能率手帳」っていいのかな?なんて思ってしまいました。
日本能率協会マネジメントセンターの会長、野口氏が書かれた本でした。


効率ではなく能率を高める
手帳使いの心構え
全くの期待はずれ