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2007年12月 アーカイブ

2007年12月03日

能率手帳の流儀

能率手帳の流儀
能率手帳の流儀野口 晴巳

おすすめ平均
stars効率ではなく能率を高める
starsノウハウ系の本とセットで読むと効果的だと思います。
stars手帳使いの心構え
stars手帳を真ん中に置いた仕事論(人生論)

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著者からのコメント

はじめに

 夢や目標をもちなさいとよくいわれます。それが、成功への道だともいわれます。大きな望みに向かって突き進んでいくのはすばらしいことですが、一方で自分の将来像を描けず、悩んでいる人が多いのもまた事実です。

 夢や目標はある日突然ひらめくものではありません。また、他人に押しつけられるものでもなければ、流行だからといって安易に掲げるものでもないと思います。自分はどんなことをしてきたのか。いったいどんな人間なのか。これまで生きてきた時間と向き合うことなしには、将来の方向性も見えてはこないでしょう。

 手帳には、手帳だけがもつすばらしい機能があります。肌身離さず持ち歩け、手軽に書き込むことができる。そして、いつでもページをめくって行動を振り返ることができるという特性です。

「書く」こと。そして「振り返る」こと。これが能率手帳の流儀です。たったそれだけの単純なことですが、「書く」と「振り返る」というふるまいには、どちらにも「考える」というとても大切な行為がともないます。

 毎日の行動を手帳に書いて振り返ることによって、「こうだったなあ」「ああだったなあ」と、自分の過去がはっきりと見えてきます。それが、かけがえのないあなたの資産、財産となっていきます。そして、そこから「ああしよう」「こうしよう」という次の計画が自然と生まれてきます。「書く」と「振り返る」を続けていくと、少しずつ未来の人生が変わっていくのです。

 能率手帳の流儀は、「誰にでもできる」ことです。今の世の中、みんな忙しくて振り返る余裕なんてないといいますが、振り返らないから自分を見失ってしまい、かえって忙しさから抜け出せないのではないでしょうか。

 手帳はちょっとした日常のスキマ時間に開くことができます。電源もいりませんから、時間や場所も問いません。書き方も自由で、好きなように使えます。その手帳が、この世で唯一無二の貴重な存在となる。なぜなら自分自身の「手で書く」からです。

 私は手帳を使い始めてまる四十年になります。手帳に励まされ、手帳によって育てられたとつくづく思います。縁あって能率手帳を販売する仕事に就き、六十年近くの歴史をもつこの手帳メーカーの社長を図らずも十年間務めました。手帳をみなさんにお使いいただく立場として、私が一貫して考えてきたのは、手帳によって人生をもっと豊かにし、仕事も生活もともに充実した毎日を実感していただきたいということです。

 私のつたない手帳歴がその参考になるならと思い、本書の執筆を思い立ちました。その意味で本書は、いわゆる手帳術本とはちょっと趣を異にしているかもしれません。もちろんできる限り、具体的なノウハウも盛り込んだつもりです。

 遠い将来の姿を思い描く前に、今日一日のできごとを書いて振り返ってみてください。大望を掲げる代わりに、明日何をするかを自分で決めてください。すべては、そこから始まります。

 今より少しでも手帳に「書く」ことが多くなればそれで十分です。どんな些細なことでも実現できれば嬉しいものですし、予想以上に励みとなるはずです。その小さな達成感の積み重ねが「私の人生も捨てたものじゃない」「自分ってすごい」という気持ちを育んでくれます。そこから未来がどんどん開けていくことでしょう。

 能率手帳の流儀を、この本を手にされた「あなたの流儀」に加えていただけましたら望外の喜びです。

 二〇〇七年 九月                野口 晴巳


買ってみました。

「能率手帳」各ページ紹介というのが、巻末についています。
システム手帳やPalmに慣れてしまっているわたしには能率手帳は容量不足という感が否めないのですが、活用法は参考になるものが多いのではないでしょうか?

著者の体験をもとに手帳との付き合いを書きづられています。いわゆるハウツー本のようにギラギラした感じではなく、淡々と文章がつづられているような気がしました。

フランクリンプランナーは分厚いし、Palmはコンパクトで大容量だけど、手書きの感触がない、「能率手帳」っていいのかな?なんて思ってしまいました。

日本能率協会マネジメントセンターの会長、野口氏が書かれた本でした。

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2007年12月18日

脱線者

脱線者 (朝日新書 84)
脱線者 (朝日新書 84)織田 裕二

おすすめ平均
stars全くの期待はずれ
starsドキッとする言葉が散りばめられている
stars4.7
stars等身大の織田裕二
stars好青年だけど一昔前だけど、いいネ

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「椿 三十郎」のリメイクを織田 裕二がやると聞いたとき、「こりゃこけるかな?」と思いました。
ところが、映画の出来上がりを観るとなかなかサマになっているではありませんか。

黒澤 明監督と三船さんの「椿」にはかないませんが、予告編を観るかぎり、監督も下手に小細工せず、良い「カラー版・椿 三十郎」に仕上がっているみたいです。

で、織田 裕二くんですが、嫁さんがファンなのでさっそく買ってきたみたいです。
「残り一冊しかなかった」などと言っていましたが、売れているのでしょうか?

ただ、気になるのは「新書」というジャンルで「俳優もの」を出す価値があるのかということがひとつ。この頃は新書も軽くなってしまいましたね・・・。
加えて、新書の数が増えに増えたこと。角川は三つもありますから・・・。

どうやら、出版社ほうも2時間で読めるように構成しているらしい。

いいんだろうか・・・・。

内容としては、プライベートの幼少時代の写真なども巻頭に掲載してあり、織田 裕二くんの仕事や人生の真剣な取り組みかたが、伝わってきました。いい俳優さんですね。これからも目を離せないですし、楽しみです。

けれど、あえてもう一度書かせてもらうと、行間や文字ポイントを変えれば、この文章は雑誌の特集記事に収まったのではないかということ。

これは織田君のせいじゃなく、朝日新聞社のせいだと思う。



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2007年12月21日

おすすめ映画 オリジナル 黒澤明監督作品「隠し砦の三悪人」

隠し砦の三悪人
隠し砦の三悪人三船敏郎 上原美佐 志村喬

おすすめ平均
stars上も下もなく
stars黒澤作品では一番好きです
starsこれが代表作じゃないの?エンターテイメント魂
stars私の中での出色の黒澤作品。
stars哄笑 怒号 汗 光

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この作品から「スターウォーズ」が生まれました。
当初、オビワン役も三船敏郎にオファーがいっていたそうです。三船プロもジョージ・ルーカスという無名の新人でSF映画ということで断ったようです。

「隠し砦の三悪人」を面白くないという人は皆無というぐらい面白い映画です。
買って損なしの映画です。

この映画はよくよく考えると、「虎の尾を踏む男たち」(富樫役は田所兵衛役の藤田 進)のスケールアップ版。歌舞伎の「勧進帳」の映画版と考えたほうがよいのではないでしょうか。

田所兵衛(藤田 進)が雑兵を相手に槍で威嚇するシーンでは、雑兵のそれは歌舞伎の荒事の所作の動きです。

この後、「裏切り御免!」と馬に飛び乗るシーンになるわけですが、それに続く佐藤さんの音楽は歌舞伎の弁慶のとび六法の時にかかるものと近似しています(少なくとも私にはそう聞こえる)。

しかし、これだけの矜持を持った時代劇映画はもうなかなかないのではと思わせる素晴らしい映画です。

追記

おおっ、2008年5月に再映画化されるのは知りませんでした。

三船さんの真壁六郎太を阿部 寛さんが、雪姫を長沢まさみさんが演ずるようです。
松本潤くんの「武蔵」ってなんだ?

うーん、脚色がされているようですね・・・。

ちょっと見かけだおしにならないか心配。

追記 2008年4月18日 「中日スボーツ」が伝える所によると、

ルーカス監督母校のプレミア上映に松本潤感激 映画「隠し砦の三悪人」
2008年4月18日 紙面から


2008年版隠し砦の三悪人のサイトはこちらから

でも、この公式サイトおもいよぉー (T_T)って書いてたら、改善してくれた?軽くなってました。

ちょっと期待はずれのリメイク映画のようですね・・・。B級映画としてなら楽しめるけど。


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