●図書館本1400冊押収
藤沢市総合市民図書館(同市湘南台)で雑誌8冊を盗んで逮捕された同所、無職大川十三男容疑者(73)の自宅から、同館など市の所蔵本1469冊が押収されていたことが24日、わかった。藤沢北署は、大川容疑者が同館を中心に盗みを繰り返していたとみて追及する。
同署によると、大川容疑者宅の和室には天井近くまで本が積み上げてあった。
哲学書を中心に、小説、旅行など様々な種類の本があり、押収数は同館の所蔵本1468冊と市内の別の図書館の1冊だった。図書館名と管理のためのバーコードのシールが張ってあり、いずれも貸し出し手続きがなされずに所在がわからない「不明本」だった。
逮捕容疑となった文学、科学雑誌など8冊について、大川容疑者は、「自分で本や文章を書く参考にしたかった」などと供述。21日に現行犯逮捕された際、市立図書館の利用カードは持っていたが、借りる手続きをしていなかった。
同館には約51万7000冊の蔵書があり、この5年間の調査で、不明本は年平均4722冊に上る。盗難防止には、無断で本を館外に持ち出した場合、出口で音が鳴るなどの装置があるが、同館には設置されてない。同館では「装置をつけるには費用がかかり、当面、職員による巡回を強化したい」と話している。
(2008年4月25日 読売新聞より)
●図書館で窃盗の男 自宅に1500冊 神奈川県警
2008.4.25 03:39
藤沢市の同市総合市民図書館で蔵書が盗まれた事件で、窃盗で現行犯逮捕された藤沢市湘南台の無職、大川十三男容疑者(73)が、自宅に同図書館の蔵書約1500冊(約620万円相当)を持っていたことが24日、藤沢北署の調べでわかった。
同署が大川容疑者宅を家宅捜索したところ、哲学書や園芸雑誌などといった同図書館の蔵書が積み上げてあるのを発見。大川容疑者は調べに対し「本が好きだった。年を取って図書館に行けなくなったときに読むためにやった」などと供述しているという。
大川容疑者は21日午前11時40分ごろ、同図書館で雑誌8冊(約6000円相当)を貸し出しの手続きをせずに持ち出したとして、窃盗の現行犯で逮捕されていた。同市教育委員会は「利用する市民の常識に任せているので、盗まれていたのは残念」としている。
(MSN産経ニュース2008.4.25 03:39より)