| 甘粕正彦乱心の曠野 | |
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内容
関東大震災後の戒厳令下、社会主義者・大杉栄一家を虐殺したとして獄に堕ちた元エリート憲兵。
その異能と遺恨は新天地・満州で乱れ咲いた―。
策謀渦巻く大陸の夜を支配した男の、比類なき生涯。
湯水のごとく溢れる資金源の謎、地下茎のように複雑に絡み合った人脈、そして凄絶な自死とともに葬られたはずの大杉事件の「真相」を新資料、新証言で描破する。
著者
佐野眞一
1947(昭和22)年、東京生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。’97(平成9)年、民俗学者・宮本常一と渋谷敬三の交流を描いた『旅する巨人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
<ひろすけの一言>
映画「ラストエンペラー」で坂本龍一が演じた甘粕大尉の話です
(個人的にはあの映画は日本人や甘粕大尉の人物像を歪曲していると思いますが、それはさておき・・・)
甘粕事件(大杉事件)で主犯とされ、満州国に深く関わることになった人物です。
ウィキペディアによると、
森繁久弥は甘粕について「満州という新しい国に、我々若い者と一緒に情熱を傾け、一緒に夢を見てくれた。ビルを建てようの、金を儲けようのというケチな夢じゃない。一つの国を立派に育て上げようという、大きな夢に酔った人だった 」と証言している。
武藤富男は、「甘粕は私利私欲を思わず、その上生命に対する執着もなかった。彼とつきあった人は、甘粕の様な生き方が出来たら…と羨望の気持ちさえ持った。また、そこに魅せられた人が多かった」と述べている。
