| スティーブ・ジョブズの流儀 | |
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内容紹介
「個性こそ最強の戦略」。世界を熱狂させるビジネスの創造主たちは、見る者にそう思わせる迫力がある。自分を自分たらしめる絶対価値を「個性」と呼ぶのなら、個性を極限までつきつめていったところにこそ、最強の戦略がある。世界で最も卓越した形で、自らの個性を戦略へと高めた人物――それがスティーブ・ジョブズだ。
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完璧主義者、エリート主義者、気分屋、偏執狂。「ジョブズは狂人と紙一重」と眉をひそめる向きもある。しかしそうした印象にとらわれていては、スティーブ・ジョブズの底力を読み誤る。
ジョブズは、自らの関心事や個性に正直なまま、妥協なき芸術性とすぐれたビジネス手腕とを融合させた独自の経営を行っている。他者とは一線を画す自らの個性を、キャリア上の強みに転じたのだ。
たとえばデザイン。
使いやすさ、シンプルさ。それが、アップル製品のコアメッセージだ。だがそれは、見た目をスマートにすればよいというような安直な問題ではない。いかに使いやすくするかという機能面をとことん極めてはじめて、あの独特のデザインが生まれる。ジョブズは言う。「デザインとは見た目のことだと思っている人がいる。だがデザインとは、何よりも機能そのものだ」。
ジョブズの感性が、アップル社に工業デザインへの執着をもたらす。何から何までコントロールしなければ気がすまないその性格が、シームレスなユーザー体験へのこだわりを生む。すべてが完璧でなければ納得できないその頑迷さが、世界有数のクリエイティブな協力者と生産的な関係を結んだ規律ある企業風土をはぐくむのだ。
本書は、ジョブズとアップル社を12年以上にわたって追いつづけてきた著者が、ジョブズの事業哲学を詳細に分析した一冊だ。ジョブズ本人に限らず、その周辺の人たちに至るまでさまざまな角度から取材・資料収集し、無数の「点」をつないでいった先に、偏見から解放されたジョブズ像、アップル像が映し出される。
そこにあるのは、完璧主義ではなく、卓越性の追求だ。声を荒げた罵倒ではなく、宇宙をへこませたいとの情熱だ。ページを繰りながら読み手が目にするのは、手のつけられない独裁者ではなく、愚直なまでにおのれの信念を貫くひとりの男である。
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「私は毎朝鏡を見て、自分にこう問いかけてきた。『もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?』。それに対する答えがノーの日が何日も続いたら、そろそろ何かを変える必要がある」。膵臓癌を克服した2005年、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの一節だ。
その言葉にかくも忠実に生きている人物は、そういないだろう。
みずからの個性を事業哲学にまで高めた男がここにいる。
本書はその経緯を追う。
著者について
リーアンダー・ケイニー Leander Kahney
Wired.comのニュースエディター、ブログ「Cult of Mac」のメイン執筆者。著書にThe Cult of Mac(邦訳『The Cult of Mac』エスアイビー・アクセス)、The Cult of iPodがある。記者兼編集者として12年以上にわたってアップルを取材している。サンフランシスコ在住。
訳者紹介
三木俊哉 みき・としや
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、主に産業翻訳に従事。訳書に『強い会社は「周辺視野」が広い』(ランダムハウス講談社)、翻訳協力書に『ゲリラ・アドバタイジング』(東急エージェンシー)、『10倍売る人の文章術』(PHP研究所)がある。
ひろすけの一言
いつも人と違う視点で物事を観て発想している・・・。やはりある種の天才なんでしょうね、この人。
根津甚八さんのCMのフレーズがジョブズを語っている気がしないでもないというとほめ過ぎかな?
クレイジーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目でみる人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も賞賛する人もけなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは誰にもできない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは、人間を前進させた。
彼らはクレイジーと言われるが、私たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えている
のだから。
アップル・コンピュータ

